
Audible(オーディブル)とは、月額1,500円のAmazonが提供する耳で「聴く」読書です。
2022年1月27日から12万冊(日本語コンテンツのうち約95%)が聴き放題になり、これから登録しようか検討している方も多いと思います。
しかし月に1,500円払うのは、少し高く感じるしれません。



そこで今回は、Audibleのメリットとデメリットを包み隠さずお伝えします。
メリット・デメリット(特にデメリットとその対策法)を踏まえて登録することで、登録した後の満足度を上げることができます。
中には、初めて耳で「聴く」読書にチャレンジする方も多くいらっしゃると思います。
そこでまずは耳で「聴く」読書自体のメリット・デメリット、その後にAudibleの会員特典、Audibleのメリット・デメリットという順番で解説します。



もちろん、Audibleを自分で使って試してみることも大事です。
最初の30日間は無料で使えますので、自分で触って実際に確かめてみてください。



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耳で「聴く」読書のメリット


①読める本が倍になる
読書への心理的ハードルがかなり低くなり、読める本が倍になります。
耳で「聴く」読書を活用すると、文字を読まなくてよくなります。



と思われるかもしれませんが、文字を目で追うという作業は実はかなり疲れる作業です。
文字を読むという作業はいかんせん疲れるため、読書を始めるハードルが高くなってしまいがちです。
例えば、こんな経験ありませんか?



今日は疲れたから読書はまた後日…となり、読書から遠ざかる日々を過ごしていませんか?
本当は読書したいのに、平日は忙しく疲れが溜まっているから読書ができない…なんて思っているのなら、ちょっと待ったです!
耳で「聴く」読書は、そんな日々を忙しく過ごすあなたにとって、めちゃくちゃ役に立つサービスです。
なぜなら、耳で「聴く」ため、文字を読まなくてもいいからです。
本を開いて読むより、読書を開始する心理的ハードルがかなり低くなります。
再生ボタンを押せば自動的に本が読み上げられます。
人間最初の一歩が1番肝心です。
このように読書のハードルがぐっと下がることにより、今まででは考えられないくらい読書時間を確保することができるのです。



文字を読む必要がなく、読書をするハードルがかなり低くなるため、読書量が増える。
②あらゆるスキマ時間が学び・エンタメに変わる
本を開く手間がないため、あらゆるスキマ時間が読書時間に変わります。
読書をすることで、学びを得ることもエンタメの時間として楽しむこともできます。
Audibleを楽しめる時間に変わる
- 通勤・通学
- 家事・育児
- 買い物…etc
日常の中の仕事や学校で強制される時間以外の時間が全て、Audibleを楽しめる時間に変わります。
どんなに少なく見積もっても、平日でも1日2時間程度は時間を確保できます。
通勤・通学
通勤・通学でも本は読めますが、満員電車では本を開きにくいですよね。
そして電車が空いたら読もうと思って、その時間スマホいじりしていませんか?
耳で「聴く」読書ならば、イヤホンをつけるだけですぐに楽しめます。
満員電車でも全く関係ありません。
なんなら電車の乗り換え時間にも楽しみ続けることが出来ます。
家事



家事ってめんどくさいですよね。正直あんまりやりたくない。けれどもやらないとたまってしまうから、仕方なくやる。
この負のループから抜け出したくて、家事をやる時にはAudibleで小説(物語)を聴くことにしました。
するとAudibleと家事の相性は抜群で、物語の世界に浸りながら家事をこなす、そのサイクルが心地よく感じるようになりました。
物語の続きが気になるので、家事をしてAudibleを聴く。そして
家事が「仕方なくやらなければならない時間」から「エンタメを楽しむ時間」に様変わりしました。



ドラム式洗濯機や食洗機など家事自体を削減してくれる素晴らしい家電はありますが、「そんなの高くて買えないよ」という人は、Audibleを導入して、家事を学びやエンタメを楽しむ時間に変えるという工夫をしてみてはいかがでしょうか。
本を開く手間がないため、通勤・通学、家事中などあらゆるスキマ時間が学びやエンタメを楽しむ時間に変わる。
③目を休ませられる
耳で「聴く」読書は目を使わないので、目を休めることができます。
毎日デスクワークしている人はもちろん、日々長い時間「画面」と向き合って過ごしていませんか?
仕事でPCの画面をずっと見て、家に帰ってテレビをつけて、暇な時間にスマホでYouTubeを観て…
こんな風に絶えず「画面」と向き合うことで、自然と疲れが取れない(眠れない)身体になってしまっているかもしれません。



目は大事です。
目の疲れが取れないと、翌日まで疲れを持ち越すことになります。
疲れてても、それでも読書がしたい。
そんな悩みを解決してくれたのが耳で「聴く」読書でした。
耳で「聴く」読書は目を使わないので、目が疲れていても平気です。
もちろんブルーライトを大幅カットしているKindle端末(読書専用端末)も、目には優しい作りになっていますが、目を使うことに変わりはありません。
日々の無駄なスマホ、SNSチェックの時間を耳で「聴く」読書に置き換えるだけで、目を休めることができ、取れなかった疲れが軽減されます。
しかも学びやエンタメにもなります。一石二鳥です。
目を使わないので、目を休められ、目を休めると疲れが軽減される。
以上、Audibleのメリットを厳選して3つご紹介しました。



耳で「聴く」読書のデメリット


①聴き取れない単語がある
同音異義語や専門用語が聴き取れないことがあります。
同音異義語については、その言葉が発せられた文脈、ナレーターの抑揚等で大体聴き分けることができます。
ただし、自分が全く読んだことない本、特に「専門用語」が飛び交う本は、聴くのが難しいです。
耳で「聴く」読書に慣れてない人は、あまりに専門的な内容にはついていけないかもしれません。
最初に読む本は、「すでに読んだことある本」や「比較的簡単な本」を選ぶのがおすすめです。
聴き取れない単語がある。
すでに読んだことある本や比較的簡単な本を選ぶ
②聴いたまま寝てしまうと、どこまで聴いたかわからなくなる
聴いたまま寝落ちすると、どこまで聴いたのかわからなくなってしまいます。
耳で「聴く」読書に慣れてくると、寝る時も聴きたくなってきます。
めちゃくちゃ面白くて寝れない!ということもありますが、途中で寝てしまうことも多々あります。
けれども、そんな時に最後まで再生されてしまうと、翌日どこまで聴いたのかわからなくなってしまいますし、眠りを邪魔してしまっているのでやめた方がいいでしょう。
Audibleなら、夜寝る際のスリープタイマーがあります。
時間を決めて止めたり、章の終わりまでで止めたりできるので、めちゃくちゃ便利です。
寝るときはスリープタイマーを使いましょう。
翌日どこまで聴いたかわからなくなったり、睡眠を邪魔してしまったりなどの弊害を防ぐことができます。



聴いたまま寝てしまうと、どこまで聴いたかわからなくなる。
スリープタイマーを使う
③紙ではない
紙の感覚を味わうことはできません。
紙好きな人にとって最も重要かもしれません。
紙が好きな気持ちはすごくすごく分かります。
あの紙の質感、手触り、匂い、色味、形、それらも全て含めて”本”なんです。という気持ち私もあります。



という方も多いでしょう。
けれども、どちらか一方を選ぶ必要はありません。
普段は紙の本を読む。
満員電車やお皿洗いの最中、目が疲れた時などは、耳で「聴く」読書(Audible)をする。
両方を補完しあって使うことで、大好きな読書の時間を増やせるのではないかなと思っています。
紙の感覚を味わえない。
紙もAudibleも両方使えばOK!
Audible会員特典


Audibleのメリットについて考える前に、Audibleの会員特典について簡単におさらいしましょう。



①聴き放題のオーディオブック・ポッドキャスト
⒈聴き放題のオーディオブック
2022年1月27日から聴き放題サービスに変更になり、値段は据え置き(月額1500円)で12万冊以上が聴き放題になりました。






など好評の声が続々届いています。
聴き放題対象の中からおすすめ本をまとめましたので、気になる人は要チェック。





⒉聴き放題のポッドキャスト
ポッドキャストについてはこれまでも聴き放題だったのですが、オーディオブックの聴き放題変更に伴い、新しい注目のポッドキャストも開始されました。
他にもさまざまなジャンルの作品が用意されています。
聴き放題ポッドキャストのラインナップ
- ビジネスインプット
- NewsPicks
- ライフスタイル
- ヨガ・エクササイズ
- エンタメ・カルチャー
- 英会話
- お笑い
- 落語家
特に聴いてほしいおすすめはこちらです。
本要約サービスのflierが聴けます。
182冊もあるので、気になる本があればこの中からチェックしましょう。
flierは月額2200円なので、少し高いと感じる人は、Audibleのポッドキャストから選んでみるのがおすすめです。
②単品購入する場合は30%OFF
単品購入時、通常価格から30%OFFで買えます。
現在日本語コンテンツの95%が聴き放題のため、あまり使用機会はなさそうです。
「本当にほしい本が出てきた場合は、会員であれば少し安く買える」ということだけ、覚えておけばOKです。
- 聴き放題のオーディオブック・ポッドキャスト
- 単品購入30%オフ
Audibleのメリット


①聴き放題で聴ける本が多い
Audibleは2022年1月27日から、12万以上のコンテンツが聴き放題になりました。
聴き放題への変更が知らされたときは、「対象本は少ないのでは?」という不安の声が多く聞かれました。しかし、
なんと日本語コンテンツの約95%が聴き放題の対象になりました。
さらに、いずれは100%を目指すとAmazonは言っています。
ちなみに、「聴く」読書サービスのライバルはaudiobook(オーディオブック)ですが、
audiobookの聴き放題プランは月額880円と安い一方、聴ける本は8,078冊と差がつきました。
- とにかく安く済ませたい。
- 小説やラノベはどうでもよく、ビジネス書だけ聴きたい。
こんな人であればaudiobookはお勧めですが、個人的にはAudibleの聴けるコンテンツの多さには叶いません。
12万冊が聴き放題と「聴く」読書サービスの中で最もコンテンツ数が多い
②普段読まないジャンルを気軽に聴ける
普段読まないジャンルも、聴きたいと思ったときに追加料金なしで聴ける。
普段読まないジャンルをわざわざ紙で買って読むなんてことしますか?
なかなかできませんよね、私もしません。
同じくこちらは本の読み放題サービス「Kindle Unlimited」でも普段読まないジャンルの本にはなかなか手が出ません。
けれどもAudibleは違います。
ちょっと気になるなあと思ったらすぐに読めるんです。
Audibleでなくてもできるじゃないか?と思いますよね。
しかし、Audibleじゃないとできないんです。
なぜなら、Audibleほどのコンテンツを有している競合はないからです。
他のサービスであれば確かに安く利用できたりしますが、肝心のコンテンツ数に差があります。
聴きたい本が聴きたいと思ったときに追加料金なしで聴ける。
これを実現できるのはAudibleだけです。
だからこそ、Audibleで普段読まないジャンルにチャレンジできるのです。



Audibleならあなたが聴きたいと思ったジャンルのコンテンツが無数にあり、選び放題なのです。
読み放題×圧倒的コンテンツ数で、普段読まないジャンルも気軽に楽しめる
実際に新しいジャンルに手を出す際に、どの本を読んだらいいのかわからないこともありますよね。
そんな方のためにAudible聴き放題で聴けるお勧め本をジャンルごとにまとめていますので、ぜひご覧ください。


③どこでも気軽に聴ける
いつでもどこでもAudibleと共にいることができます。
いきなりですが、私のAudibleを使った1日のルーティーンをご紹介します。
朝起きて



と言って、アレクサ(商品は下に載せます)にAudibleを読んでもらいます。
通勤する時間になると、



と言い、ワイヤレスイヤホンをつけて、Audibleの続きを再生します。
職場に着いたらイヤホンを外し、また仕事の後イヤホンをつけてAudibleを聴きます。
家に着いたら、少し家事をするので、イヤホンを外してアレクサにバトンタッチ。



お風呂では目を休めるために携帯は持ちません。防水仕様のBoseスピーカーでaudibleを流します。
おやすみ前は、30分後に止まるようにスリープタイマーを設定しておやすみなさい。
このような感じで、さまざまな場所でAudibleを聴き続けることができます。
アレクサやお風呂のBoseスピーカーはあったら便利ですが、なくてもOK。
こんな風に日常のいつでもAudibleと共にいることができます。






聴くだけで良いので、場所や時間を選ばず読書ができる
④ナレーターが魅力的
ライトノベルや小説などの場合、ナレーターにアニメの声優さんを起用することが多々あります。
アニメから入った人でも作品のイメージを崩すことなく、原作の世界に入っていけるでしょう。
おすすめは物語シリーズです。
ビジネス書の場合、会話劇で成り立つような本は実際に紙で読むよりも聴くほうがおすすめです。



- 夢をかなえるゾウシリーズ
- 仕事は楽しいかね?シリーズ
- 飲茶の「最強!」のニーチェ
プロのナレーターさんや、アニメと同じ声優の声が楽しめる
Audibleのデメリット


①1,500円は一見高い
月額1,500円は高いと感じる方も多いでしょう。
Audibleは月額1500円のサービスです。
魅力を知らなければ、サービスとしては高く感じてしまうかもしれません。
Netflix、アマゾンプライムビデオ、Hulu、Kindle Unlimitedなど、他のサービスと比べると確かに高いです。
実際、読み放題ではなく、月に一冊無料の頃は、少し高いなあと思っていました。
しかし、読み放題になって(正確には読み放題から一冊無料のコイン制、そのあとカムバック読み放題という流れですが)、状況は一変しました。
正直このサービス内容であれば3,000円ぐらいが妥当のような気がしています。
これだけたくさんの本が聴ければ、元は十分取れます。



月額1,500円は高く感じる人もいるかも。
このサービス内容であれば、もはや安い
②読む本を探しにくい
本読み放題のKindle Unlimitedと同様、公式ページは本を探しにくいです。
Audibleの本、探しにくくありませんか?
特にアプリで本を探すのが難しいですよね。
けれども、そんなあなたでも見つけやすいようにAudibleで読める本をジャンルごとにおすすめ本をわかりやすくまとめました。





読む本を探しにくい
おすすめ本をまとめました!
③紙の本がオーディオブック化するまで時間がかかる
実際に紙の本(Kindle本)が発売されてから、オーディオブック化が決まり、実際に配信されるまでにはかなり時間があります。
人気作は比較的早く配信されますが、「配信されるまで待たなければならない」というのは一つのデメリットです。



そのため、新作は紙やKindleで読む。
Audibleは配信されている中で楽しむという姿勢が大切です。
配信数はかなり多いため、これまで知らなかった著者やジャンルに手を出しやすく、趣味をや学びを広げることができます。
オーディオブック化するまで時間がかかる
最新作やオーディオブック化されていないものは紙やKindleで!
Audibleのメリット・デメリットまとめ
- 聴き放題で聴ける本が多い
- 普段読まないジャンルを気軽に聴ける
- どこでも気軽に聴ける
- ナレーターが魅力的
- 1,500円は一見高い
- 読む本を探しにくい
- 紙の本がオーディオブック化するまで時間がかかる
以上のようにAudibleには、メリットもデメリットもあります。
おそらくAudibleを躊躇する一番の理由は「月額1,500円は高い」かと思います。
また、「使ったこともないから想像がつかない」という方も多いと思います。
そういう場合は、30日間無料体験をして実際に使ってみることをおすすめします。
30日間12万冊が聞き放題になります。



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